管轄の運輸支局(自動車検査登録事務所)以外の名称のナンバーに・・・「ご当地ナンバー」とは?

こんにちは。

許認可申請と福祉の専門家、平松智実法務事務所の平松智実です。

 

自動車のご当地ナンバーをご存じでしょうか?ご当地ナンバーという名前は聞いたことはあっても何を指すのか、どのようなルールで交付されるのかをご存じない方も少なくないと思います。今回はご当地ナンバーとは何かなどの基礎知識から注意点までを解説していきたいと思います。

 

そもそも車のナンバープレートの地域名表示は管轄の運輸支局や自動車検査登録事務所と同じになります。例えば立川市であれば管轄は「多摩」自動車検査登録事務所なのでナンバーの地域名表示は「多摩」になります。東京都の運輸支局や自動車検査登録事務所は品川、練馬、足立、多摩、八王子の5か所なのでナンバーの地域名表示はこの5つのうちのどれかになるのが原則です。

 

しかし、この例外としてご当地ナンバーが設定されている区域の場合、地域名表示が管轄している運輸支局や自動車検査登録事務所に関係なく、その区域独自の地域名表示となります。令和2年11月21日時点でご当地ナンバーが設定されているのは東京都では「世田谷」「杉並」「葛飾」「板橋」「江東」の5つです。

 

この5つの区で新規に自動車登録をすると地域名表示は管轄に関係なくご当地ナンバーになります。ここで注意しなければならないのが、管轄の地域名表示とご当地の地域名表示を選択できるのではなく、強制的にご当地ナンバーになってしまいます。

 

例えば世田谷区の管轄は東京運輸支局つまり従前は品川ナンバーですが、世田谷に住んでいる方がナンバー変更をしたり新車を購入したりしたときは強制的に世田谷ナンバーになります。また管轄が変わらない場合はナンバーを変更をする必要はないのですが、同一管轄内でも世田谷に引っ越した場合はナンバー変更をしなくてはなりません。

 

(例)※東京運輸支局(品川ナンバー)の管轄は千代田区、中央区、港区、品川区、目黒区、大田区、世田谷区、渋谷区

千代田区在住で品川ナンバーの車を持っている人が品川区に引っ越し⇒ナンバー変更の必要なし

千代田区在住で品川ナンバーの車を持っている人が世田谷区に引っ越し⇒ナンバー変更の必要あり

 

ご当地ナンバーが欲しい方にはいいですが、もともと付いているナンバーの地域表示の方がよいという場合にも強制的に変更させれてしまうのでご注意ください。車のナンバーで住む場所を選ぶというケースはあまりないかもしれませんが、頭の片隅に入れておいておくとよろしいかと思います。

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