こんにちは。
許認可申請と福祉の専門家、平松智実法務事務所の平松智実です。
昨日、東京都行政書士会の成年後見研修に参加しました。今回のテーマは「知的障害」「精神障害」でした。私自身、約10年間、障害者支援施設で勤務していた経験があり介護福祉士資格も持っているため知的障害に関する知識は一通りありましたが、それでも改めて基礎的な内容から確認し直すことができました。
成年後見と言うと高齢の認知症の方、知的障害の方が利用するというイメージですが精神障害のある方も多く利用しています。精神障害の種類としては統合失調症、双極性障害(躁うつ病)、適応障害、パーソナリティー障害、解離性障害、強迫性障害などがあり知的障害と領域として重なることもあります。
知的障害、精神障害も「この症状の人はこのような対応」というものが決まるわけではなく、その人その人に合わせた支援が必要になることは言うまでもありません。成年後見人として業務をするためには、制度や法律の知識ももちろん必要ですが、コミュニケーション能力や支援技術など福祉的なテクニックもとても大事です。
当事務所では定期的に福祉施設でのボランティアに参加することで、知的障害や精神障害のある方と直接かかわり、机上の理論にとどまらないよう気を付けています。7月は東京都立川市の作業所と入所施設でボランティアをさせていただく予定です。
知的障害のある方についての成年後見についてはお気軽にご連絡ください!
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