建設業許可の業種追加をする際の注意点とは!?

こんにちは。

許認可申請と福祉の専門家、平松智実法務事務所の平松智実です。

 

6月は建設業許可に関する資格試験が実施されます。資格試験に合格し業種の追加をしたいと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今日は業種追加と経営業務の管理責任者の証明についてお話したいと思います。

 

最初に経営業務の管理責任者の証明について説明しておきます。経営業務の管理責任者の証明とは個人事業主や取締役に一定の経営経験があることを証明することです。

許可を受けようとする業種の経験であれば5年、それ以外の業種であれば6年の経験が必要となります。

 

業種追加をする際にも新規申請と同じように経営業務の管理責任者の証明が求められます。

例えば、大工工事業のみを行う建設業者さんが大工工事業の許可を取得する場合は5年の経営経験の証明で足りますが、さらに内装工事業の許可を追加する場合は6年の経営経験の証明が必要になります。必要となる年数が1年多いので注意が必要です。

 

また、業種追加の申請は申請した回数だけ手数料が必要になります。まとめて3業種追加すれば手数料は5万円ですが1業種ずつ3回に分けて申請すると5万円×3=15万円かかってしまいます。業種追加できる業種が増える見込みがあればまとめて申請したほうがお得です。

 

一つの資格を取得することで複数業種の許可を取得が可能になることもめずらしくありません。申請手続きはやや煩雑ですが、当事務所に丸投げしていただいて構いませんので、ぜひ一度ご連絡ください!

 

出張相談会も随時実施しておりますのでお気軽にお問合せ下さい!

 

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