親なき後の備えとして~生命保険信託という選択肢~

こんばんは。

許認可申請と福祉の専門家平松智実法務事務所の平松智実です。

 

親なき後の備えとして生命保険信託というものがあるのをご存知でしょうか。

今日は生命保険信託についてお話します。

 

生命保険信託とは、保険会社と信託銀行と契約し生命保険を分割で指定した人に支払うというサービスです。

本来であれば一括で支払われるのですが、例えば3,000万円の保険金を一括ではなく毎月10万円を300か月(25年間)指定した受取人に支払われるようにすることができます。

保護者が死後に知的障害のある子どもに毎月仕送りをするようなイメージです。

 

ただ当然ですが、このサービスを受けるには最低でも生命保険金の2%ほどの手数料が必要となります。上記の例の3,000万円の保険金の2%は60万円です。

 

親なき後の備えとして、様々な方策がありますが、ご本人やそれぞれのご家族の状況により適切な方策は千差万別であることを忘れてはなりません。

 

親なき後の備えについて気になっていることがあればお気軽にご相談ください。